みちのくの二本松が落ちたら 棘が目を掠めた 間一髪で歩を進めよう 影を撒いているそばに雨ふらり この顔は誰に似た 全てを知って幼いまま 今夜もきっと間違うだろう しがらみに絡みつく僕に雨ふらり 歩いていこうぜ 軽い足取りで 着々 どうしたって今夜 やらなきゃなんないや 泣いた痛みはこの日を待ち望んだ 左様なら また遭ってみたいな そして君の手で僕に火を通して 羽ば猛よ よだか 上がれ よだか 羽ば猛よ よだか 上がれ よだか 「なんとなく違うから」 存在の理由を決めつけたら 借り物の笑顔でいたわるのが せめてもの優しさか わけもないままに 歩いていこうぜ 軽い足取りで 着々 どうせ駄目なら戦ってみたいや たった一度きりで燃え尽きるような 左様なら また遭ってみたいな この世がこんなに歯痒いのは どうして 羽ば猛よ よだか 上がれ よだか 羽ば猛よ よだか 上がれ よだか 居場所を見つけるんだ 飛び上がれよ ほら 下を見ないで 全て捨ててしまえ どうしたって今夜 やらなきゃなんないや 泣いた痛みはこの日を待ち望んだ 左様なら また遭ってみたいな そして君の手で僕に火を通して 羽ば猛よ よだか 上がれ よだか