うろ覚え

歌詞

昨日見た夢の続きを もう一回見るために目を閉じてみる 部屋の明かりを消し忘れたまま 空に映る鳥を数えてたんだ 夢を訪ねてきたきみに 俺は恥ずかしくて言えなかった 夢を尋ねてきたきみが 俺には少し眩しすぎたんだ うろ覚えの歌を歌ってたんだ 君が好きで俺が嫌いな歌 君の背中追いかけてた 夢の中じゃ思うように動けなくて 去ってく君をただ見つめてた 夢が覚めてギターを弾いた 君の歌声が聞こえてきそうで 虚しさだけが夜を彩った 昨日見た君の夢は ちょうどいいところで終わった 冷や汗をかいて起きた 今朝の太陽は少し眩しすぎたんだ うろ覚えの歌を歌うみたいに なんだかんだで大人になってきた 君の背中追いかけてた夢の中じゃ うまく笑えなくて 去ってく君をただ見つめてた 夢が覚めてギターを弾いた 弦が切れてもう歌えなくて 誰かの声を探し求めてた 眠れなくて夜が明けた 窓の外は今日より冷たい風が 君の香りを運んできたんだ 夢が覚める前に一つ 君がただの夢になってしまう前に つれない君を抱きしめていたい うろ覚えの夢を君に伝えたい