遠い 遠い 暗闇でただひとり 近づけば すべてを 焼き尽くす程の光で ひとりきりかどうかなんて 考えることもなく 鮮やかな朝焼けは いつも明日を暖めた 動かなくなったように見えてた 僕のこの地面は 何もない暗闇を吹き飛ぶ ひとつの石だった どこへ向かう途中だっただろう? すみれ色の汽車にも 薔薇色の船だって行けない 場所へ さあ行こうぜ つばさのないひばりよ 煌めきの中へ 身をよじって飛べ 冷たく離れた 時が流れるときは いつだってあなたの 描いた夢に 暖まった 生きる時間も場所も違う あなたの言葉が 胸の奥で 針鳴らしてる 聴こえるときがある いや もっともっと近くで にぎやかな市場にも はなやぐ店にだって売ってない 答えを探しに つばさのないひばりよ 輝きの中へ 歩いて行こうぜ 悲しみの歌を歌い尽くして どこへ行こう? ひばり 捨て去れ痛みを はばたきを 夜が来ても空が青い 鮮やかな光へ 愛する人の その腕の中へ "今日"を 歩いて行こうぜ