夢の中くらい、 あなたの恋人になれた私で いたかった。 伝えてしまえばきっと あなたはいなくなって しまうでしょう。 ごめんね、私。 それでも伝えたいと やっと思えたから。 3回目の誕生日。 今日はきっと 忘れられない日になる。 今までで、 一番綺麗な私で会いたい。 好きだよ 大切な人 最後の言葉 胸で繰り返す 今日で終わるとしたら 明日の私はどんな顔してるの 3回目のバースデーケーキ 揺れる火を消した 例え届かなくても 泣かないように あなたが選んだ理由も 責めないように 「君の幸せをずっと祈っている」 なんて つまらない答えだとしても こんなにそばにいるのに 二人で過ごす時間はもっと寂しくて 強く抱きしめた夜 あなたの横顔が窓に映っていたの 手を離せば離れていくだけ 何者にもなれない なのに求められれば 応えてしまう 時々見せる笑顔に 嬉しくなる 髪を撫でる右手に期待するのは あなたに愛される人になりたいから 震える肩と 今喉を破ってく声 その唇で ああ 塞いで欲しかった あなたの香水が私の体にも香る 優しさはいらない その心を教えて 例え届かなくても 泣かないように あなたが選んだ理由も 責めないように 「君の幸せをずっと祈っている」 あなたに「ありがとう」と笑って 返せるように