悴むつま先堪え 千鳥足を呼び止めた 寂れた小さなネオン 今の飯の種は 新しい顔に先越され プライドなんてとっくに捨てたけど 胸の奥のマグマが沸々と鼓動してる 明夜に控えたギグは 何時ものそれくらいじゃない オリオンの隅で流星に逢う 見てくれと言わんばかりに光る 似てるんだ俺に どうせ散るなら使い切りたい 命を光に変えて 流星群で一番光れ 星の風花抜けて 短命のステージへ 紺青の夜空の果て塵となれ 昨日まで馬鹿やってたアイツ 店の女と何処かへ消えた 遠い目する時、何思う 最後まで訊けなかったけれど 歌うんだアイツに 「時代遅れの歌ばかりだな」 そう言って口遊んでた お前がくれた缶コーヒーと夢 どうせ散るなら使い切りたい 命を光に変えて 流星群で一番光れ 星の風花抜けて短命のステージへ 紺青の夜空の果て塵となれ