夢見てたな一人 肩透かしな想い 朝を待って 明日に向かって 歩いた 叶ったなって思えてた 理想郷見慣れた景色 聞き慣れた騒音燥ぐ 都会の片隅 飾ったままにしてた 使わず仕舞いの復路切符 タラレバ旅行に浸った 思考の片隅 遮光カーテンの隙間からそっと 誘う光眺めた ロマンも現実も恋も声も 全部疲れたな もう 廻り廻り繰り返した小慣れた 台詞達が 催眠のように酔いに夜寝に 変わってく 溺れてたな一人 理想に溢れた日々 問い掛けて 追い掛けて 歪み染まってく自分に触れた 抜け殻みたいな気分さ これもまた悪くないな 変わったなで濁してた 都会の悩みも ネオン煌る 眠らない病みになった 五感の片隅 路地裏廃墟寄りかかった 寂れた立て看板 穴の向こう見えた 何か聞こえてきそうだな 回り回り聞き流した 小洒落た会話達が 催眠のように酔いに迷いに 変わっていく 背伸びしてたあの子 今はどうしてんのかな 二十回目の月は どう照らすのかな 街並みに染まり 人波に浮かび 気付けば 都会星もう一つ 夢見てたんだ一人 肩透かしな想い 朝を待って 明日に向かって 鬱に染まっていく自分に触れた 抜け殻みたいな気分さ これもまた心地良いいな