取り残されていく そんな気がした 見上げた星々に手は届かずに 忘れられてしまう それが怖いのだと心が叫ぶ 夜は続く まだ 力なく倒れて時間を浪費する 身体が休息を求めている? そんな体たらくが後ろめたくて 他人の言葉から距離を取った 切り離された世界は音もなく滞って 時が止まっているようで 恐ろしくなった 息をすればするほど 苦しくなっていって 沈んでいく心から 今 叫んだ声が掠れて散って 消えてゆく意識 それに逃げるように ねえ 誰か聞いてますか 私が見えますか 人に会えるような気はしなくて 誰とも宛てぬまま言葉を放って 断ち切った外に目を向ける 繋がりだした世界は 相変わらずの喧騒で なんだか懐かしくて踏み出していた 放った言葉の末 追いかけてたどり着いた そうだよ ここにいるよ 叫んだ声が遠く響いて 同じ時の中 やっと目を覚ますよ 夜が明ける また