記憶の奥に仕舞い込めない 鮮やかなままの道筋には 歩き続けていく見慣れた風の街 ガラス越しに消えた夏の 痛みも薄れた夕暮れには もう一度 愛を信じていられるかな じっとカオを伏せている そんな君の居場所で いつか本当の強さだけ 求めるなら どんな時も迎えに行くよ それぞれの明日が 分かれていった淋しさなら持ち寄っ て どんな時も憶えているよ 冷えこんだ夜だから 温もりをさがす僕らの手が 結ばれた事を 目覚める度に締めつけてくる 悦びに満たした寂しい日に 不器用な愛が力尽きたのなら 二度と戻れない大切な 想い出は胸に抱えながら 新しい今日をまっすぐ見据えていく そっと声が届いていく そっと取り戻していこう いつか本当の絆だけ そこにあるさ どんな時も伝えているよ 現れる風景は 見渡す心の置き場所で変わっていく んだ 君の傍を歩いているよ 震えている足元が 春の息吹にも気付けるように 踏みしめるまで みつめてきたあどけない瞳(め)は きっと輝いて 僕らを繋いでいく どんな時も迎えに行くよ それぞれの明日が 分かれていった淋しさなら持ち寄っ て もう一度 肩寄せ合おうよ あの頃の僕らが 光に溢れたものだと信じられるなら どんな時も憶えているよ 冷えこんだ夜だから 温もりをさがす僕らの手が 結ばれた事を