いつの間にかそれは敷かれていた 有無も言えずに うらめしいや どうやら自分で敷いた物差しだ 何かおかしいですか 命短し恋する乙女だ 君の目に映りたかった されど言葉はおぼつかないまま 鐘の音を鳴らした 消えた消えた 言葉がまた消えた 持ち込んだ言葉が見つからないの 消えた消えた 消えた言葉は今 春の青に隠れた 君がいるから まっすぐまっすぐ落ちていく 誤魔化してみても意味わかんない いつもこうして僕は崩れてく 苦しいけど 返さないでね ノックしたって響かない 消えたくなるけどまだわかんない 終わらないったらないから彷徨う どうか最後まで付き合ってよね どこにでもありふれたお話が 僕の元にもおいでました 驚きも大どんでん返しも わかりきったはずでした 春の風がそっと吹いて 君の声に耳すまして 君は今どこで何をしてるかな どこにでもありがちなこの続きが わからなくなっていく 消えた消えた言葉がまた消えた どうしたって こんなんじゃカッコつかないや 揺れた揺れた君はどこへ行った 春の青に吹かれて あのね本当は まっすぐまっすぐ君のこと いつまでもずっと 見つめてたい 騙されてたって構わない ふとまたほら 君が笑った とっくに僕は帰れない また立ち止まって 振り返った 気づかないふりで 妄想のままで 風に揺られて君を探していた ゆらゆらゆらゆら 君がいるから まっすぐまっすぐ落ちていく ごまかしてみても意味わかんない いつもこうして僕は崩れていく 苦しいけど 返さないでね ノックしたって響かない 消えたくなるけどまだわかんない 終わらないったらないから彷徨う 振り返れば 僕は泣いてばかりだ 春に揺られた なにはともあれ まっすぐまっすぐ落ちた僕 とどうか最後まで付き合ってよね