ふたりだけ 気まずそうな 窓際の席 涙さえ出ない 春に吹いた風は まだ少し 冷たい 誕生日のキーケース 記念日のマフラーも 明日になればもうただのモノになるの? "話がある"なんて言って怖い顔して その後のことはよく覚えてないよ 目を見て"ごめん"って ちょっとズルすぎるでしょ うなずいてしまった 私は弱虫 ぬくもりは悔しいくらい 心(ここ)に棲みついて 言葉なくても通じ合えた空気が 今すでに恋しい 今日はどこで何してるの? 誰と歩いてるの? 知りたい でも見たくない 君のストーリー 頬づえをついた手が痛くなるのも 忘れるくらい ずっと思い出してる 腕の中で夢見た週末の夜 幸せくれた君 嫌いになりたい 夢中で君に恋してた 代わりはいなかった 友達にも他人にも戻れないよ "話がある"なんて言って怖い顔した 君の気持ち 先に読めたらよかった 目を見て"愛してた"って伝えたいけど もうきっと会えない 私は弱虫 もうきっと会わない あなたは弱虫