いつからか見えなくなっちまった いつからか言えなくなっちまった 本当の言葉 飲み込んで どこからか聞こえたノイズに 星空は曇ってしまったんだ 抜けないトゲのように 街角に座り込んでいた 行くあての無い少年は まるで捨て猫のように震えながら 朝を待ちわびてた 見果てぬ夢を 叶わぬ日々の痛みを いつか忘れないように 何処まで行けば 辿り着けるのかなんてさ 誰も分からないまま 何もかも投げ出したくなって 逃げ出した夜の街へ 冷たい風に飛び込んで どこからか魔法のバスが いつか迎えに来るなんて そんな夢を見ていた いくつもの嘘を重ねて いくつもの夜を超えた まるでゴーストのように笑いながら 夜に隠れていた 散りゆく花も 去りゆく日々の欠片も いつか歌になるように 何処まで行けば 辿り着けるのかなんてさ 今は分からないまま 心が壊れそうで 消えそうな夜もあった 何処からか響く歌が 僕を繋ぎ止めた あの日の少年と 今夜 話せるとしたら 何を伝えられるだろう 夜明けを走れ 何が正しいかなんてさ ずっと分からないまま 見果てぬ夢を 叶わぬ日々の痛みを いつか忘れないように 何処まで行けば 辿り着けるのかなんてさ 今はどうだっていい