戦場からのラブレター

歌詞

振り向かずに彼は戦場へ行った 2人きりの幸せは静かに砕け散った 人知れず泣いた 枯れ果てた涙 生きて帰ってきて欲しいと 願っていた 国を守り英雄になると彼は言った 「私だけを守って」と 何故か言えなかった きっと言えたところで 届かないこの声 戦士に憧れる青年のテーゼ 空で踊る枯れ葉 風が冷たかった 決意した9月始め 土砂降りの雨が 降って荒れたエーヌ川 いつも静かだった この場所で思う事全て伝えた 行かないで欲しいと彼女は言った けど意志は曲げれないと 君の気持ち振り切った きっと無事に帰り笑おう前みたいに 変えることのできぬ青年のテーゼ 繋いだ手の 温もりを これからもきっと 忘れる事は出来ないよ Stay just away you are また会う日までGood bye でも本当は離れたくなどないよ 音を立てて上空を飛んだ戦闘機 弱音と共に空に消えた紙飛行機 汗を流す歩兵 その向こうで響く声 ここは西武戦線 死に近い前線 戦死を目の当たりにしたって無反応 砲撃で徐々に崩れていく塹壕 不気味な残響 揺さぶられる感情 今更膨れ上がる君への愛情 共に戦った友が命を落とした日 愛する人へ書いた一通の手紙 元気ですか？ 自ら望んでここに来ましたが 今はしてる後悔 見えやしない明日が 悲しみや憎しみ 涙そして汚い利益 それ以外何も生まぬ戦争は悲劇 いつか争いのない世界になる事願い 君に託す戦地からの手紙 この想いを 今の想いを 火が消えてしまう前に届けたいよ Your always in my heart 許してとは言えないが 誰よりも何よりも君に会いたいよ 命をかけて守るものは国じゃなく君 気付かずに傷つけ築いてきた日々 お金や名誉 勝った証なんていらない ただ、今君に 「愛してる」と伝えたい 最愛の人がいる事はとても幸い だけど会えない 終わるまでは笑いあえない 今となれば泡沫の夢かもしれない 思う間に降りた夜の帳 晴天の冬に届いた戦死公報 止まらない涙 酷く荒れる情緒 彼の遺品の中にあった 遺書となった手紙 綴られた彼の願い どうしても叶えたい 散っていった命を 無駄にしない為にも 残された私達が戦争に「No」と 叫ばなければいけない 負った傷は消えない でもこのままじゃ会いにいけない 繋いだ手の 温もりを これからもきっと 忘れる事はできないよ Stay just away your また会う日までGood bye でも本当は離れたくなどないよ この想いを 今の想いを 火が消えてしまう前に届けたいよ Your always in my heart 許してとは言えないが でも来世は悲しませないよ