ああLADY 手の中に あふれそうな愛を突然 手に入れた時 僕はただ 悲しみに悲しみにくれるだけさ ああLADY 独りの道を もう歩き疲れてはいたさ だからお前のひとすじの 灯りにさえ気づきはしなかった 人はいつも僕を笑って あの街の角を通り過ぎて行った だから だから ああLADY 切なく熱いこの 想いのせてしまうには ああLADY 僕の手のひらは とても小さすぎるけど ああLADY 長い雨も荒ぶ風も 外は続きそう だけど心の中のアンブレラ もうたたんでもいいんだろう いつも朝は冷たくおとずれ 夕暮れはさりげなく 痛みさえ残していった だから だから LADY からのポケットにみたされた虹を 強くにぎっては今にもこわしそう だけど今 帆を上げ 高い波をくぐり抜け 荒れた海の中に 二人船を出す だから だから ああLADY 切なく熱い この想いのせてしまうには ああLADY 僕等の手のひらは とても小さすぎるけど