あなたが私に言うの こんなにも近くにいるのに 遠く感じてしまうの こんなにも大切に思うのに お互いの距離は遠く離れてしまうの 何かを得るためだけに 大人になんてなりたくないと叫ぶの もしもこの声が 枯れてしまっても呼び止めるから ねえお願い 今すぐにそばに来て ちょっと待って 止まって そんな悲しい顔をしないで もう大丈夫って 笑わなくてもいいから あなたが私に言うの 「疲れてるのにごめんね」 あたしはあなたに言うの 電話越しのあなたの顔を浮かべて ごめんねと言って 冷たい沈黙が 2人を包むから 今 2人のこの距離が 走っても走ってもまだ 近づくことはないけど それでもあなたに追いつくために 走るの いつかこの手が 離れてしまっても呼び止めるから ねえ お願い 今はまだ そばにいて ちょっとだけ止まって そんな悲しい顔をしないで もう大丈夫って 笑わなくてもいいかな もしもこの声が 枯れてしまっても呼び止めるから ねえ お願い 最後だけは重なって いつかきっとお互いが 大人になったときに気づくだろう ねえ そんなこともあったって 笑い合えるかな 君を想うよ (ずっと思うよ) 遠くからも あの頃と違う 二人手を照らし会える日が 来るから 来るかな