青い空白い雲 眩しいグラウンド いつもと変わらない日が 今日も始まるはずだった 突然の知らせに思わず耳疑う 「実は転校するの 今までどうもありがとう」 僕は平気な顔して 適当にあしらった どうでもいいフリするのが 僕の精一杯だった 出会ってから今までの記憶蘇る 思い出の全て隣には君がいた 好きだ 君が好きだ 本当は好きだった こんなことになるくらいなら 言えばよかった 好きだ 君が好きだ これ以上後悔したくないから 最後に君に伝えよう 走り出せ今すぐ 自転車漕ぎ出して すぐにトップスピード でも信号は赤で 早く変われ!神に願う もしかして新しい学校で君は 彼氏とかできちゃうのかなあ 悔しいな 好きだ 君が好きだ なんて遅すぎるね だからホントのこの気持ちは 胸にしまう 好きだ 君が好きだ さよならは言わない いつかまた会えると 僕は信じてるから 駅まであとちょっと…! 出発のベルが鳴る ギリギリ間に合った 電車乗り込む君 泣きながら手を振った 好きだ 君が好きだ 本当は好きだった こんなことになるくらいなら 言えばよかった 君を乗せた電車 ゆっくりと動き出す 「今までありがとう。 君のことは忘れない」 君との思い出は 僕のタカラモノだ