淋しい時は お前のくせを すがりつくよに 思い出す 写真の中の 瞳がまるで 女のように 濡れてるぜ わかっているさ 云いたいことは 今こそ俺の船出の時と…… 埋れるように あたためあった お前の気持は もらって行くよ 友よ、友よ、帰えらぬ、友よ 誰れも お前を 裏切れないさ 絆は今も 生きている お前の愛に 答えるために 都会を捨てた あの女(ひと)も 愛しているさ お前のことは 砂をかむよな孤独をみたよ 薄い毛布に 身体をうずめ 今夜はお前の写真を抱くよ 友よ、友よ、帰えらぬ、友よ 今夜はお前の写真を抱くよ