いつまで続くだろう 線香花火を眺めては つぶやく優しさと 塗りつぶした青い心 ループタイムカード 暗闇をくぐり抜けていく 街が眠る頃に 目をこすり夜に更けていく 通りすがる日々の早さに 出遅れがちな想い達が どうしようもなく流れてく こんな今日を抜け出して オレンジの鉄を揺らして また君に会いに行く 窓からはまだ僕さえ知らない 僕が映ることだろう 消えそうで消えない 線香花火を眺めては 私たちみたいね 落ちないように祈っていた いつの日か二人は 思い出を握りしめたまま 黒を知るにつれて 白の髪がまた伸びていく オレンジの鉄を揺らして また君に会いに行く 窓からはまだ僕さえ知らない 僕が映ることだろう 月明かりの真下でいつか あなたと揺れていたんだ 水面の純白の二人の誓いはもう 波の奥へ