ふと思い返す 優しすぎる いつものあと 甘い糸を手繰る その先には 何もないのに あなたに逢えない夜の 彼方に映えない春が 曖昧なまま繰り返す 冴えていく夜明けのせいで 愛は今でも出逢った頃のよう 綺麗で そんなの言わせないでよ また思い詰める 白けすぎる いつものこと 紅い頬をなぞる その次には 続かないのに あなたに逢えない春の 彼方に消えない余韻が いっそ遠くで 遥めいて 揺らめいて 閃いて 煌めいて 気になった 春だった 愛は今でも出逢った頃のよう 曖昧だけど褪せない恋模様 逢えないまま寄せて返す あんな嫌な夢のせいで 愛は今でも芽生えた頃のよう 綺麗で 曖昧なまま繰り返す 冴えていく夜明けのせいで 愛は今でも出逢った頃のよう 綺麗で そんなの言わせないでよ