あの日見た光が この胸を突き抜ける 彼方に瞬いた 僕だけに見える星 「出来ないことはない」 僕の声が聞こえたんだ 溢れるこの笑みと 歌うたうこの世界で 泡沫 ふと聞こえたような そんなしわがれた声 深い泥水の底で もがくようだと 高い壁に阻まれ あがくようだと どうやったって どうにも出来ない風に震えて 目を腫らして泣いて叫んでた あの日見た光が この胸を締め付ける 彼方に瞬いた 僕だけに遠い星 「出来ないことはない」 誰かの声が聞こえたんだ 溢れるあの笑みと 歌うたうこの世界で 誰かに聞かせたい 年を経て見えた世界を 叫び疲れたしわがれた声で 白い骨が軋み ひび割れるようだと 脆い皮膚が破れ 血を流すようだと そうなったって 止まりやしない風に躓き 目を伏せて泣いて呻いていた あの泥水の底に揺らめく バラバラの羽根のような そんな 深い泥水の底で もがく僕なら 高い壁に阻まれ あがく僕なら ああ いつだって どうにも出来ない風を纏って 目を腫らして泣いて叫んでいく CRY 泥水の底を進む意思なら CRY 壁に拳を突き立てたなら こうやって どうにも出来ない風を突き抜け このまま 目を腫らして泣き叫ぶ 僕は僕のまま