不意に飛び込んだ ニュースが頭の中を 白黒反転 思わず漏らした声が 急に現実に戻した 君が飛び込んだ踏み切り いつもの景色 自由からの開放 吐いた言葉が あの日の君に重なっていた 暴力的感情 圧力的干渉 大人が拠って集って 守りたかったものは何? 安全なポジション 独善的ポゼッション 頭を締め付けるのは何だろう 君に出会わなければよかったんだ 言葉を交わさなければよかった 放課後の屋上から投げた紙飛行機 君の笑顔を知らなければ 二人の記憶 忘れてしまったなら 心の檻に繋がれたまま 塞ぐことも無いの? 群れることで安心するあいつらを 日陰に隠れて涼しい場所から 眺め悦に浸っていたんだろ 何もしなかった僕はきっと同じ顔 だらだらと伸ばした髪をかきむしる 自分にイライラしていたんだ はりついた残照 さびついた作笑 傷つく自律神経 庇い続ける意味無いよ 曖昧なプロテクション 最低なリレーション 君の判断は果たして正解? あの日 君は何を言いたかったの 屋上の夕日に何を見たの 放課後の寂しさ イヤホンは無音を奏で もう一度 君に会えるなら いったい何を聞きたかったんだろう 心の閉塞感が 現実を押しつぶした ハローまだ此処に居るよ 傷跡見せて 君へと送る手紙 先に行っちゃうなんて ずるいんじゃない 君に打ち明けなければよかったんだ 弱さを見せなければよかった とりとめのない時間を過ごした 夏は戻らない 君が好きだったレコード 針を刺した指先の痛みに 何も感じなかったよ 悲しみが溢れた 誰が泣いていた いつまでも遠くから