なんにも怖がらないで 君は僕の元へやって来た 小さくて壊れそうな背中を 恐る恐る抱きしめた日 いつでも自由な君は 何もしてくれはしないのに 君がそこで息をするだけで 溢れるこの気持ちはなあに? 僕が持ってるもの全部 君にあげる いつも隣りで分かち合おう 愛も喜びも 君は 誰もすり抜けられなかった 僕の何かを飛び越えて 命そのままで愛しに来た 言葉も話せぬ天使かな 今 この時を幸せと呼ぼう 君に出会うまで僕は 実はずっと不安だったんだ 「本当に愛してゆけるかな?」 そればかり考えて泣いていた だけどそんな事が全部 吹き飛ぶくらい 君に向かうこの愛しさで 宙に浮きそうだ きっと 今までの辛い事すべて 君に出会うにふさわしい 君を守れるくらいに強い人になる為の 日々だったんだな 生まれてくれてありがとう 君が大人になって全部忘れてしまっても 僕が代わりに覚えてるよ その涙も声も笑顔も全部 君は 誰もすり抜けられなかった 僕の何かを飛び越えて 命そのままで愛しに来た 言葉も話せぬ天使かな 今 この時を幸せと呼ぼう