誰のせいかは分からないが アラームより先に起きた朝 弾む脚で向かう駅までの道のりで 見つからない気持ちの整理を 済ましておこうと思ったのに 君がどんなふうに笑ってくれるか だけを考えていた そこら中転がっている 幸せを見つけるのが 得意なところに心を奪われていた 悲しい時や楽しい時に変わる表情が 見ていて飽きないところに 目を奪われていた 君の記憶に残る遠い恋が いつか僕らの糧になればいいねと 言えればよかったな 辛そうな表情を前に 臆した情けない僕を許しておくれ 暦の遠い日付を見て笑ってる 君が瞳に映ることで今日も 何気ない1日が春色に染まる 変わらないでそのままで居てと 君の知らない、秘密の願いの話 ここに居ないはずの 君をずっと探している まるでフィクションのような運命が あたかも2人の間に あるように見せたかった 見栄っ張りな僕と 気づかない君にお互い 気遣いのないように いつか幸せな嘘を つき合ったあの日の 「おやすみ」から「おはよう」 までの思考を どうやって伝えよう 愛想も無い僕の愛に 答えてくれなくてもいいからさ 暦の遠い日付を見て笑ってる 君が瞳に映ることで今日も 何気ない1日が春色に染まる 変わらないでそのままで居てと 君の知らない、秘密の願いの話 互いに手を握ってしまったあの日の 全てが許された時間が忘れられない 今でも脳裏に焼き付いて 生まれ変わっても持って行く記憶の 一つとして選んでしまうよ 誰のせいかは分からないが アラームより先に起きたから 思ったよりも時間が余って しまったりして 「いつかは...」と膨らんだ妄想に 恥じらってしまった事 なんて君は知る由もない 暦の遠い日付を見て笑ってる 君が瞳に映ることで今日も 何気ない1日が春色に染まる 変わらないでそのままで居てと 君の知らない、秘密の願いの話