要は、私のわがままで 君を困らせてしまうので。 どうもこうにも行かなくって 甘い甘い色を床に垂らす。 今日は誰かの今までで とてもつらい日になっちゃうので なんて言ってまた私はね、 赤い赤い色を暗く濁した。─── あなた様と出会いそれからの日々、 残り香すら愛しくなって 心の臓が解けるような味を あなたのせいで思い果てて あぁ、「あなた」 とか巫山戯た二人称 唱えてしまった。ごめんなさいね。 まだ 慣れてなくて。 全部全部あなたのせいだ ねえ、なんでそんなにも冷たいの? 「死んじゃダメだよ」 か、無責任にも程が有るだろう、 ね。 今日は貴方の命日で、 私の心の忌日だよ。 もう声も聞けないな!!! あぁ、残念で、しょうがないな。 まーわれまわれ あのひのあのときどうしたら あーなってこーなって もう少しましになったかもね。 さーわげさわげ あのひのあのときどうしたら こーやってこーやって 後ろの正面ばっかだったね。 正解だった声を自ら捨てて これでバイバイ、じゃあね。って ひとりきりで久しく見る景色に 心なしか涙が浮いて まぁ、ただ一人いないだけだから。 と 頭の中に言い聞かせるだけだな。 そうかきっと私のせいだ ねえ、なんで教えてくれないの? 「死んじゃダメだよ」 は、僕じゃなくて 君に教えたげるよ。 ねえ、今日はあれから何日目? 私の中じゃ変わらないよ。 もう見て居られないな!!! あぁ、残念です。しょうがないが。 全部全部わたしのだった ねえ、なんでこんなにも冷たいの? 「死んじゃダメだよ」 は、無責任に込める 言い訳だろうね。 今日は私の一日目 あなたのことをここに刻むよ。 もう何も見えないな あぁ、残念で、しょうがないな。