(太鼓鐘)手をかけて一途なほど流し た汗が光る (燭台切、太鼓鐘)エンヤーハイ! (大倶利伽羅)ヨーイヤナー! (燭台切)愛情を込めればほら応えて くれる そのぶんだけ (伽羅)力強く己を鼓舞するように 嗚呼 (全員)小粋な台詞で酔わせりゃ豊饒 (ほうじょう) (伽羅)赤く (全員)染めて (全員)春夏秋冬彩り (燭台切)誼(よしみ)をさあ結ぼうか (全員)笑い合い語らえお催合(もや) いで赴くまま (燭台切)目もあやな佇まいに互いを 比べ見れば (大倶利伽羅)エンヤーハイ! (燭台切、太鼓鐘)ヨーイヤナー! (太鼓鐘)飛び抜けて我先にと競うよ 負けちゃいられないさ (伽羅)天翔ける龍の姿と重ねて 嗚呼 (全員)小洒落た身嗜(みだしな)みだ って上等 (太鼓鐘)派手に (全員)決めて (全員)日頃より手抜かりなく (太鼓鐘)着こなしはお手の物 (全員)立ち振る舞いならば想像をこ えて魅せよう (燭台切)たわわに実り育て (伽羅)余さずもらおう (太鼓鐘)そつなくこなしてゆけ (全員)手練れの伊達者 (伽羅)瞬く間にすぎてゆく (太鼓鐘)たそがれに並ぶ影 (燭台切)取り留めないことや (全員)冗談まで味わえたら (全員)春夏秋冬彩り (太鼓鐘)誼(よしみ)をさあ結ぼうか (全員)笑い合い語らえお催合(もや) いで赴くまま