夜明けを待たないで旗を掲げ 無我夢中に旅の途中 地図はいらない もう自由 幼い記憶を便りに帆を張って 碇を揚げ 舵を取る 朝日が昇る前に... ユラユラ...揺れる浮かんだ流木を上手く避けて キラキラ...輝く次の町の灯りを目印に 振り払って泳いで 時に身を任せ また揶揄う風を纏って おいで 急いで 繰り返し重ね また絡まって躓いたって 漕いで 疲れて ただキミの元へ 暗がり灯す日を祈って 空 星 月 海に太陽 また逆撫でる雑魚の群れ 徹夜明け 眠れずにまたお手上げ 家に帰る道の途中 愚痴は言わない 損する 幼い記憶を呼び覚まし 頬を張って 怒り抑え 何が出来る? 夕陽が沈む前に... チラチラ...ちらつく 不安や絶望を胸に仕舞って ガタガタ...震えるこの身体を生きている証に 振り払って泳いで 時に身を任せ また揶楡う風を纏って おいで 急いで 繰り返し重ね また絡まって躓いたって 漕いで 疲れて ただキミの元へ 暗がり灯す日を祈って 空 星 月 海に太陽 また逆撫でる雑魚の群れ 深い海の底 眠りにつく止まった午後 地平線の先には港 視界良好!! 曇らない航海を... 振り払って泳いで 時に身を任せ 振り向かないで 行っておいで キミの船出 おいで 急いで 繰り返し重ね 寄せては返す波に揺られて 朝日が昇る前に... 振り払って泳いで 時に身を任せ また揶揄う風を纏って おいで 急いで 繰り返し重ね また絡まって躓いたって 漕いで 疲れて ただキミの元へ 暗がり灯す日を祈って 空 星 月 海に太陽 また逆撫でる雑魚の群れ あれも欲しい これも欲しい 着飾って失って取れたウロコも 深い海の底 眠りにつく止まった午後...