見えない期待が 作り出した感情だけを残して 目を覚ました 逆光に立って半分陰った 横顔にあった 淡い憂いを思う 本望でしょう 言い返す前に消えてしまう 痛いくらいの慈愛は 冗談じゃない 唯一の救いだった 嵐の向こう 二度とは戻れない プロットは初めて嘘になった 終わりを見失っている 銀の夜に荷物を置いて飛び 出していった 青い線に触れていたいの 透き通った街 証明したい想いはきっと 溢れてしまう 痛いくらいの慈愛は 冗談じゃない 唯一の救いだった 嵐の向こう 二度とは戻れない プロットは初めて嘘になった 終わりを見つければ 何一つ持たない方がいいな わからないままが楽だろうけど 今日を愛せば許されるんだろう でも許されないまま今 朝を待っていた 痛いくらいの慈愛は 冗談じゃない 唯一の救いだった ブラインドを下ろして 鳴いたグラスが回るとき 君の答えを聞いた気がしていた