空から落ちた妙な光 寝静まった夜僕一人 パジャマのまんまで動く瞳 鼓動がリズムを刻んできた とりあえずパンと水を持ち 携帯 コンパス ストールを巻く 家族に残したメモはまだ 机の上で熱を保ってるかな ドアノブを握った時 耳の後ろで誰かがつぶやいた 泣き出しそうな顔しても 心は気付かないフリをした そうやって自分の居場所を 失わないよう必死だった 空から落ちた妙な光 求めて飛び出した日から ずいぶん遠くなるだろう 相も変わらずリズムを刻んだんだ 空から落ちた妙な光 見失ったのはどの辺り あちこち探してみるけど どこにも光は見当たらなくて あの頃はもっと強く願い 遠くても細める瞳の先に 確かに光っていたんだよな 色んな場面も忘れてしまったな 手にしたものは何だろう 不幸せでもないのに溢れた 涙の意味は何だろう この痛みの根っこはどこだろう 今だって自分のことも 分からない事ばかりなんだ 言葉に託した僕の想い ひとえに叫んだとしても 心と身体の距離のよう いつまでも深く深く響いたんだ 本当は終わりの続きかもな 何回だってそう思ったよ けどいまだに左胸の奥から 鳴り止まないよ ヒカリが… 空から落ちた妙な光 寝静まった夜僕一人