ひび割れた空に向けて 石ころを放り投げた 描かれた放物線を ぼんやりと眺めてみた 嗚呼 ぬかるんだ海に向けて ピストルをぶっ放した 沈んでいく銃弾を ぼんやりと見つめてみた あんなに早送りしたかった 青く揺れる春は 今では巻き戻せたらと 願う哀れな俺 どこかの誰かの何かになれれば それだけでいい またどこかの誰かに何か言われても 別に構わない ムカついたお前に向けて この拳を突き立てた 割れた鏡を拾いながら ひっそりと瞼閉じた あんなに早送りしたかった 赤く揺れる春は 今では巻き戻せたらと 願う哀れな俺 只どこかの誰かの何かになれれば それだけで良い またどこかの誰かに何か言われても 別に構わない この歌が どこかの誰かの何かになれれば 嗚呼 神様多くは望みはしないから 嗚呼 どこかの誰かの何かになれれば Uh