メイ

歌詞

校則違反の頭髪・着用 拘束期間と逃亡の日々を繰り 返してる 腹立つくらいに眩しく差し込む 朝日を見て もう二時間目が終わったって悟る 今日もおはようを告げる朝が無いや 雑にくるまった布団と 付けっぱなしにした空調で 風邪をひくような 「予定調和体調不良」 が快調に甲斐性に外傷を 与えてくるんだ 面白くないのに何故か居間で流れ 続けてるワイドショー 正直これ 以上聞きたいことなんてないけど 言いたいことだけ溜まって 排泄(は)き出せずに便秘になるよ メェメェ泣いてる子羊 君は迷える 子羊 ねえメイ 隠れとこ柩に誰にも バレちゃわないように メェメェ泣いてる子羊 君は迷える 子羊 靴紐を結び直さなくてもいいんだよ 解けたまんまで迷ってもいいんだよ 不衛生・不摂生で 付箋制の人生に精々牽制してるが 報われないまんま 腹立つくらいに眩しく差し込む 夕日を見てまた明日も 行かなくていいやって思った もう学級閉鎖も喜べないや 何言ったって 言い負かされるからもう何も 言わないでいいやなんて思った なんでも知ってる大人たちは 「なんにも知らないこと」 を知らないまんま 生きていくんだから 「人に 迷惑をかけるな」ってどの口が 言ってるの まあいっか この世は 人でなしばっかりだし 聞きたいことだけ腐って 食べられずに捨て続けるよ メェメェ泣いてる子羊 君は迷える 子羊 ねえメイ 逃げ出せ 個室には誰ひとり見当たらぬように メェメェ泣いてる子羊 君は迷える 子羊 ほっぺたを 真っ赤に染めててもいいんだよ 大人になんてなれなくてもいいんだ よ 自分が悪いなんてこと 言われたってわからないよ ただこの姿抱きしめて 欲しいだけなんだよ 後ろにあるせいで帰り道を見失った カタツムリみたいだ 痛覚無いし辛くない 「周りを見なさい」 なんて言って私を 見向きもしないから 「ごめんなさい」 なんて言いながらひとつも 謝ってないよ 大切なことは教えてくれない！ いつも… メェメェ泣いてる子羊 君は迷える 子羊 かけがえないものはなくしちゃいな いんだよ 蝶蝶結びすら知らないままで強く 固結びをしたんだ それでも 解けてしまったくらいの青さが 宿っているんだ また会う頃にはその青春(にきび)は 無くなっているかな 少し寂しいけれどきっとそれでい いんだよ 君は君のまま生きてていいんだよ