雨上がり 置き傘と君 虹かかる 校庭の空 「ねえ君は 風の匂いを知っている?」 覗き込む 無邪気な笑顔 自転車飛ばして 追いかけた君の事 弾けて混ざったんだ まるで宝石の様に ひらひらスカート舞っていく あの日の想いと共に いつしか夢見てた日の風が 私を追い越す 思い出す 肌寒い季節 旅立ちの後の桜道を 借りっぱなしのCDを 最後にもう一度って 聴いたあのメロディーに 心は奪われたまま ふわふわ花びら舞っていく あの日の想いと共に 何度も夢見てた事 今じゃ 過去の中 さよならと言った君からの 真っ直ぐな視線を "青春"で終わらせるなんて 勿体無いから そっと飲み干した ひらひらスカート舞っていく あの日の想いと共に