あとひと息で すべてを許して その肩に熱を預けるのに こわいくらいに 甘いこの恋を 始めるかどうかは あなた次第 そっと測ってるの その胸の奥の思いが どれほど確かかを もう離せない愛なら あなたから 最後の余裕を捨てて もっとわたしを もっとさらって こんな意地など無駄に思えるくらい 今すぐもっと未来を もっと奪って そんな声を肌の中に 隠してる あとひとことで 鎧を解いて あなただけのわたしを見せるのに のらりくらりと煙に巻くのなら 永遠にこころは渡さない ちゃんとわかってるの 矛盾だらけの 愚かな駆け引きだってことを でもすぐに摘める花に思われちゃ 値打ちが 守れないでしょう? もっとあなたを もっと渡して こんなずるさが馬鹿に思えるくらい 今すぐもっと不安を もっと砕いて 鼓動だけが胸の中で 話してる ぼんやりと光る メトロの入り口が見える もうすぐふたりの もどかしい今日が終わってしまう どうか今夜を そっと奪って どんな明日もいらないくらい もっとあなたを もっと渡して もっとわたしを もっと溶かして 全部愛のせいと許せるくらい 今すぐもっと未来を もっと盗んで そんな声が肌の中で 暴れてる もっと渡して もっと奪って もっと溶かして そんな夢を胸の中に 隠してる