自転車押しながら 二人並んで歩く 全てが透明で 何でも見えてるよう な気がしてた 今、ひざをくすぐる涼風が 同じようにまた季節運んでも そこにはもういない 私もきみも そっと微笑み目を逸らした そばにいられるなら 友達のままでいい そんな風に願うだけの恋をして 意味のない会話も お決まりのくだらない喧嘩も 夕暮れに滲んでく 夢を語る瞳 どこか大人に見えて 照れる横顔見つめては 急に寂しく なってうつむいた 時間なんか止まってしまえばいい 真剣にそんなこと 笑えるね なにげない毎日のどこかで 私もなにか見つけられるかな きみがいてくれたら どんな不安なことも 「大丈夫」そう強く思えたのに 少しずつ変わってく ずっとこのままじゃいられない 秒針は止まらない 今日あったことや 好きな歌 いつも通りしゃべり込んで また明日 そばにいられるなら 友達のままでいい そんな風に願うだけの恋をして この街の匂いも はしゃいで笑う優しい声も 夕暮れに滲んでく