さくらのように 咲いて咲いて 好みの庭をえらんで つぼみを抱いて 泣いてないで 心をもっと楽しませて 冬枯れの街にそっぽを向いて 忍び込む宵の工場 歯車に乗って悪態ついた 「おれらも機械だろ」 くじけた想い 愚痴ったあとで 気付いた風の匂いよ 命ある僕ら こんな夜でも 春にときめいてる つらい過去と 遠い未来 つなぐ現在はひとつ さくらのように 咲いて咲いて 好みの庭をえらんで つぼみを抱いて 泣いてないで 心をもっと楽しませて この世は我慢と忍耐なんて それだけじゃつぶれちゃうよ 歯車みたいな人生なんて 誰が望むのだろう つらぬくために迷った跡が 好きにやれるって証拠 大事なものは苦労じゃなくて その先にあるもの 昨日までが 間違いなら 新しい春を 呼ぶよ さくらのように 咲いて咲いて いつしか夢はひらいて 光を待って 泣いてないで だれかをもっと楽しませて この声が届くまで 何度でも さくらのように 咲いて咲いて 好みの庭をえらんで つぼみを抱いて 泣いてないで 心をもっと楽しませて さくらのように 咲いて咲いて いつしか夢はひらいて 光に舞って 咲いて咲いて だれかをもっと楽しませて できるよ 僕らなら やれるよ