カリスマみたいに見えるから 「ただの男」でも 自分以上になれるから このステージなら 鳥肌立ってる 経験は意味がない 始まりの直前は 恐怖と虚勢が混ざり合う それでも… 身体が欲しがってるんだ 我を忘れるほどの興奮を 本能で欲しがってるんだ 歓声が「ただの男」を 変えてゆくのさ もっと声を聞かせてくれ 今夜もどこかに潜んでる ステージの魔物 何度倒しても蘇る 姿なき魔物 「たった1音の ミスさえ許さない」と 完璧な夜を強制する お前は病か?幻想か? 羨望の眼差し浴びて まるで王のように振る舞ってる 求められて演じていたイメージに 「ただの男」は浸食されて もう 誰も止められない このショーは止められない さぁ 魔物と戦うのさ ステージは人生のように 降りることなど許されないのさ 予期せぬミスで落ちて行く姿を お前は奈落の底で待っている もう 誰も止められない もう 誰も届かないこの場所で さぁ 魔物と戦うのさ