呆れたため息で膨れた風船 2月の踏切でもたずに割れた 報われない想いと唄が舞い散る夜に 渡りたきゃ渡れ 遮断機は開いたまま 午前3時の街角で 摂氏0度の息を吐く 白い 交番のおまわり あくびをして 興味なさそうにちょっと俺を見た 今夜の月は安っぽい絵みたいだ 真っ黒な壁にたよりなくぶらさがる 片目の野良猫だってとうにお見通し たよりないのは月じゃなく 情けないのも俺だ 午前3時の街角で 摂氏0度の息を吐く 白い 非常用の空元気を全部呼び出して あの車が行ったらこの道渡りきろ しおれてられない しおれてられない しおれてられない しおれてられない <♪> こんな日に限ってお前を思い出す なんでも話せたから 言っちゃいけないことまで言った いつかまた会える そんな別れじゃなかった どんな楽しい思い出も 最後の顔になる 午前3時の街角で 摂氏0度の息を吐く 白い いつまでも自分の頭ばっか なでてられない あの車が行ったら この道渡りきろ 午前3時の街角で 摂氏0度の息を吐く 白い 非常用の空元気を全部呼び出して あの車が行ったら今度こそ渡りきろ しおれてられない しおれてられない しおれてられない しおれてられない