空は曇り空 心は軽やか 不思議な気分 歩こう 耳元で流れるブルースが 明るく響いて 駅をふたつも過ぎる ごみごみした ぎゅうぎゅう詰めの この街さえ こんなにもきれい ほんのちょっぴりの 遠回りすら出来ずにいたよ 抱えきれない 小さな悩み 一生懸命 抱えようとしてた でも あなたが 私のこと認めてくれた 電車の見える丘の上 ベンチに腰かけ 我先にと急ぐ人を 見てる ぶつかり合う細い肩 おさえるあの娘は 息せき切って どこへ行くの 悲しい想い たくさんしたよ 辛かったのは 自分を偽って ただ ありふれた悩みの中 もがいていたよ 悲しい想い たくさんあった 誰も愛せず 自分の事も 他の誰かの 笑顔ばかり 輝いて見えたんだ いつまでたっても いつまでたっても 臆病な眼のまんまだけれど 気がすむまで 街を歩こう 歩いて行こう 迷わないで 我慢もせずに 選んだ道 歩き続けてく そう あなたが 私のこと 認めてくれたから