積み上げた 積み木の塔を 私の手でバラバラに殺しました 視界の全ては温度を失って 散らばった朽木こそが私でしょう。 「心は握り潰して」 理由は私の欠陥でした 歪み棯じれた道徳が故の 唄う事が贖罪でしょう 贖いは 朽木と共に 「決して消えぬ痛嘆、 こびりついた掌」 あぁ 終わらぬ過去を引きずって 朽木の上を偽足で歩く もう 何一つ守りきれぬなら 私は木偶になり 身を枯らすまで <♪> 繰り返す嘔吐 尽きるまで 暗闇は必然 光など求めるが愚か 空っぽの光を浴びて さぁ 踠き 刻み続け 「私は、生きていますか? 気でも違えそうで」 あの日から あぁ 終わらぬ過去を引きずって 苦痛に染め上げたこの手を擡げ もう 痛みなど捨て去ればいい 私は木偶であり、人では非ず 生きてこの手で贖罪を、贖いを