あなたがくれたもの わたしが残したもの そのどれも素晴らしくあれ きっとまだ夢を見ている 「優しい人よね、君は」 刺さる言葉を 息継ぎをしよう 溺れないように 「優しい人よね、あなたは」 髪を撫でるように 憂いを帯びて風が聞こえる きっと僕は誰よりも一人では 生きれなくて 息が詰まるけど 「思い出せるの、もう少し」 ほら、言葉だけ残るの あなたがくれたもの この眼に溢れてる 黒い紙を撫でる程愛しい過ぎ去る 日々に 恋をしていた 悲しい人よね、本当は 飲み込む言葉と忘れて仕舞おう 歩き出せるように そっと頬を撫でるような独り言 あの日、 君は何処で何をしていたの? 「卒業できるの、もう少し」 でも、心だけ残るの この手で触れたから今でも覚えてる 深い色に隠れて仕舞った過ぎ去り 日々に 恋をしていた 今では二人で交わした約束も 思い出すにはまだ遠い このまま歩けば あなたがくれたもの わたしが遺したもの この意味を忘れて仕舞えば きっとまだ夢を見られる あなたの旅路なら何時かは実る筈と そんな声も忘れれば ずっと恋をしていた ずっと夢を見ていた