紅玉色儀式 ─乙女の祈り─

歌詞

罪と罰の茨 魔女が塞ぐ視界 誓いを守る 銀のナイフ 華は 永遠に枯れず 今も胸を染める 繋いだ小指は離れない 嗚呼 穢れ無き 乙女の愛は 躊躇わぬ明星 黄昏時 側に居るわ くらやみも平気 なにも知らない 無邪気なセレナーデを あまいラムの瓶に閉じ込めた ふたつの影絵が 溶けあうまで カタルシス混じりの微熱を 注ぎましょう 愛より紅きはこの心臓(かじつ) ヒトツ 潰して 捧げましょう 紅玉(ルビー)に染まって 戻らない 愛しき程 厳かなり 乙女の祈り やめて 嘘の言葉 白い首を締める 飾りじゃないわ 銀のナイフ 華は散ってしまう？ 余りに残酷ね 夢が醒めぬよう 傍に居て 帳おろす夜の蒼に 物言わぬ明星 ガーネットのリボン結び 禁断の儀式 嗚呼 知り過ぎた 無邪気なセレナーデは 二人でおぼえた哀しい歌 焦がれて奏でた この痛みは 誰にも邪魔できぬ証となりましょう ────“純愛”は “有罪”か？ 離れないで貴女 言葉は簡単に 人の心を縛る 囚われた私は 戻れない 嗚呼 知り過ぎた 無邪気なセレナーデを あまいラムの瓶に閉じ込めて ふたつの影絵が 溶けあうまで カタルシス混じりの微熱を 注ぎましょう 愛より紅きはこの心臓(かじつ) ヒトツ 潰して 捧げましょう 紅玉(ルビー)に染まって 戻らない 愛しき程 厳かなり 乙女の祈り