⼩さな⼿に⼣陽を当てて 透き通る指を⾒ていた 「キレイ」とつぶやく少⼥に 優しい⾵が語りかけた 何も知らず 何も感じず ただ毎⽇をこなす⽇々に あなたが教えてくれた 愛してるの意味を知りたくて ⽂字の奥にあるたくさんの“ 愛”に触れた ⼼は裏腹 嘘もあるだろう 愛してるの意味は複雑で 救いにも傷にもなる業 それでも 届かなくていい 想いなどひとつもない 愛してるの意味を知りたくて 愛してるの意味を知りたいから 世界はゆっくり沈んで 新たな息吹を待っている 穏やかな⾵を感じて ⼼のありかに気付くの 息を吸って吐くことがうまく 出来なくなって 怖くて苦しくて 「誰か助けて・・・」 交わした ⽂字の奥に感じたあたたかい“ 何か” 気付くと砂の鎧がポロポロ剥がれ 落ちて 独りじゃないと思えた瞬間 ⾵が吹いた 愛してるの意味を知りたくて ⽂字の奥にあるたくさんの光だけは 離したくなかった “愛”を守らなくちゃ ⼀緒なら全て意味を持つから 誰かを⼤切にしたくて 誰かに⼤切にされる まだ諦めたくはない 愛してるの意味を知りたくて 愛してるの意味を知りたい Aura