あなたと間の空く 秋の始まりによっかかる 何にも予定のない午後のこと スーパーの中より 肌寒くなりゃきっと あの日の全部を燃やしてあったかい 手に取るチョコレートドーナツ あの味を とっくに知ってるのに忘れたいよな 目の前の不幸に足掬われて一生 出られぬアリ地獄がここ、窓はない そうほら、あれ、でもまあ 明日になったら ちゃんとするってまた 調子のいいことだけ並べている いくつになっても 手のかかる僕は まだまだこれから だからそこで見てて 少ない荷物は いつもお気楽できるように えっちらおっちら行っても 笑いたいし 寂しさが拗ねて 僕の頬をつついたって 知らないふりしてだんまりしてんだ ほどけた髪の香りが 空き地を濡らした 僕らの影だけゆらゆら手を叩いて 靴の中、砂出すとき片足の不安定を 楽しく思える感じでいきてたい そうほら、あれ、でもまあ 明日になったら ちゃんとするってまた 調子のいいことだけ並べている いくつになっても 手のかかる僕は まだまだこれから だからそこで見てて これから全部が全部丸だって 思うようになるようになるよって なるべく明るく言いきって いい夢を、おやすみ、明日も なんとかどうにかするって 疲れちゃうしちゃっかり割り切って そこそこの僕をお届けするのさ