見えなくなっていくんだいつも 淡く遠く色褪せて 当たり前になった奇跡を 絶えず目の当たりにして 日常に散りばめて 息するように繰り返す 言葉でだけ分かってること 並べ眺め夢を見た 忘れたいこといくつあった? 考える頭ひとつ 毛布の中で踞って 僕は蝶にならない蛹みたいだ ありきたりを嫌ってみたって よくある話のひとつ 震えた声で つぶやいた 抑え込んだ胸の奥で 心はまだ叫んでる 怯えたように足がすくんでも ここだよ 僕の声を 自由だけが嫌なくらい平等に 敷き詰められていて 出来ることなら努力なんて したくもないんだけど 心が出した答えを何度も 頭が遠ざけても 遠回りでも上手じゃなくても 震えた声に 呼ばれていたんだよ 頼りなくても 確実に 見えなくても今を繋いでく ここから 僕の声を