枯れた芝居の方を見上げ 遅れた時代に踊らない 不思議と次第に眠るまで 冷えた熱帯にはまどろまない 慣れた手付きで物語り 小鳥は未来には飛んでいることはな いって 美しいことには変わらないけど ふたりの世界に及ばない 触れてみたいよ 明かりのともった月の裏側 信じられなくて路頭に迷う 隠れて見えない湿原の光景は頭に残 って 本当の世界は もう誰もを愛しきっているの 怖くもないわ コンセントの愛敷き詰めるの こんなことはもうないわ なんて言ったってしっくりしない なんて言ったってしっくりしないよ しっくりしないよ なんてったって 枯れた芝居の方を見上げ 遅れた時代に踊らない 不思議と次第に眠るまで 冷えた熱帯にはまどろまない