既読になった「ごめんね」の お返事は無かった ちょっと前からさ 前から逢ってない 記録に無いな こんなにも 「おかえり」って言わなかったのは 調子いい君の声を探してた 痛い胸の行く先なんて見えないけど 朝を迎えたよ 出会った時の二人の優しさが 恨めしい 慣れないことは止めて 愛を吐き出して 手を繋いで 踊るだけ 想いのつぐみは楽になるよ 微笑みになるよ 逢えない日々を越えて 既読の向こう岸で ふてくされているのかな イメージは甘い甘い ハチミツのような 恋の物語り 数日経って「ごめんね」の お返事が返った 難しい顔の クマが謝ってる 僕の恋の駆け引きなんて 効かなくても やるなら今でしょ 誤解されぬように伝わるかな ごめんね いろんな君がいるよ どれも愛らしくて 愛しくて 憎らしい 想いの上下は 不安定で 大変だけど それが愛のしるし 明日も積み上げて 背を伸ばして いくのだな 思春期の 赤い実はじけたような 恋の物語り ごめんね ありがとう 僕の君の中に 積まれていく 物語り 綺麗じゃなくても 今じゃ宝物だよ いろんな事があるよ いつも君の手を離さないで 踊るだけ 想いのリズムは 軽やかに上がって 楽しそうに笑う… 甘い甘いハチミツのような 恋の物語り