居眠りから 突然目覚めた君は 隣で笑う僕に 怒ったふりをする からかってはごまかすばかりの 恋の始まりはきっと君が 嬉しげに彼を連れてきたあの日 でもまた今日も 邪な考えが浮かんじゃう 正直なところ君がいちばんに おてんばでいられるのも ゆるい笑顔になれるのも 僕の前でしょ そんなことは口が裂けても 言わないけど 本当は 愛されたいよ だけど それじゃだめなんだ 僕が君にほんとに 望んでることじゃないから 離さないで 君の優しいあの人を 目も当てられないほど 幸せを見せつけてほしいよ 夏の匂いの 風吹く夜のキャンパス 前を歩いてた君が 急に振り向いて 冗談さえ 言えないくらいまっすぐな 瞳で僕をみたんだ もう何もかもが ばれそうな一瞬 ねえほっとけばつまずいて すっ転びそうな君なのに どうして時々違う人みたいになるの 寂しそうに笑ったり 泣き出しそうな顔したり この感情は今以上 膨らんだらいけないのに 叫びそう 愛されたいよ だけど それじゃだめなんだ 僕が君に本当に 望んでることじゃないから 離さないで 君を包むあの人を よそ見なんかしないで 二人歩き続けてほしいよ なんで好きになったら 好きで終われないの どうにかなりたいって 思っちゃうんだろう 愛されたいよ だけど それじゃだめなんだ 僕が君にほんとに 望んでることじゃないから 離さないで 君の優しいあの人を 目も当てられないほど 幸せを見せつけてほしいよ ずっと ほんとだよ