あの日僕らは知っていた 旅の出発前に 弱音吐いた君と涙は友達 何もかも上手くいかないけどさ 僕らなら何とかなると信じてた そこには君だけの痛み 寂しさの数だけ愛されたいと願った 涙こぼれ落ちた 君の為に 君が君でいられるように たった1人で君は歌う この世界に気付かれない様 その小さな声は君だけのもの あの日僕らは知っていた 旅の終着点で 強がる君がさ 隠れて泣いていた 先の尖った鉛筆みたいだった 折れてしまうから 力を入れすぎないように ノートに描いた夢、夢 君みたいな人に 次いつ会えるだろう 何でもない日々を僕らに 約束して 君の羽根は 誰よりも綺麗 傷付かぬ様 守る度に失う その羽根ではばたいた この世界に気付かれない様 その小さな勇気は君のもの やれば出来るからやらない僕ら それならいつになったら 君を救える? 絡まって空回った過去に 君は優し過ぎたから もう戻れない 満たされないまま僕ら 大人になった 涙こぼれ落ちた 君の為に 君が君でいられるように たった1人の君は歌う 君の歌が本当に好きだった その羽根ではばたいた この世界に気付かれない様 君が君らしく生きれる様 その小さな勇気は君のもの