踊り場の窓から 人並みを眺めていた 僕らはどこへ行こうか 階段の途中で 不確かな言葉を携えて 呼吸を揃えて初めまして そんで愛されたのなら大歓迎 繰り返し向かえ遠く向こうへ 結局僕らはさ 何者になるのかな 迷い犬みたいでいた 階段の途中で 大胆不敵に笑ったって 心臓はまだ震えていて それでもまたあなたに会いたくて 下手くそでも向かえ遠く向こうへ 大 根役者でいいとして 台本通り踊れなくて ただまっすぐ段を登っていけ わかっちゃいたって待ちぼうけ みっともないと笑ってくれ 僕に名前をつけてくれ 踊り場の窓に背をむけて 前を見て向かえ遠く向こうへ