さっきまでの花火が夜を いつもより濃くしていったから うまく言えない言葉も この闇を照らすような 瞬きになっていった いつもの帰り道だけど 何かが変わっていくようで 選んだ道の先 少しずつ違う未来 待っているのかな 今 ここから 抱えた希望の重さは時に 胸にほころぶ燈火 ずっとこのままでいられないこと 誰もが気づいているから この始まりが向かうべき場所で 君の名前を呼んでいられたら… 声にならない声が こぼれた 夢の中で聴こえるのが 過去の悲しい足音でも 目覚めた朝はきっと まだ誰のものでもない世界が 広がって 今 ここから 抱えた希望の重さは時に 胸にほころぶ燈火 まだ終わらない まだ止まれない 君と進めるのならば 変わりゆく時代(とき)の狭間は いつも 風が吹くから どうか明日へと 願いよ届けと 瞳に映る蒼穹が笑った