独りが怖いと思ってたけど 怖いから独りきりで いたのかもしれないね 愛とか勇気とか そういう言葉を ずっと見殺しにして 僕の憂鬱をかき消すあの 朝焼けの奥行き 今もこの星の誰かを照らしている 収縮と膨張のすきま 銀河唯一のデッサン つかの間の奇跡 滲み続ける絵画 砂の一粒から 砂丘が始まる やがて一粒の砂に終わる 月は何も言わず それを見届ける 敵も味方もなしに もっと窮屈な日々だったら 思い煩うことも なくなるのだろうか 浮き沈みすらもなく 従順な子どもになって オートマティックな景色を 眺めてみるのも 快適なのかもね 僕の憂鬱をかき消すあの 朝焼けの奥行き 今頃あなたの目覚めを 照らしている 収縮と膨張のすきま 銀河唯一のデッサン つかの間の奇跡 滲み続ける絵画