アドリブでいつも君 僕を困らせるんだ なんでも話せるし 何度もすっぴんも見たし ただ同じクラス 君のタイプもね知ってる 僕とは真逆で だからなおさら 心と心の距離はこれぐらい ちょうどいい 分かってる 分かってるはずなのに 目と目が合うと気持ち はみ出してしまいそうで いつもすぐに 視線反らして そんな気も知らないで 油断すると突然 笑いかけてくるから でも仕方ない これが普通の そうさ 友達じゃん 今度日曜 あの映画 観に行こうとかやめて 変に期待しちゃうから 意味なんかないのにさ 珍しくオシャレをした君 照れ隠しで『なんかイイことあったの?』と 聞いたら『好きな人できた』と 映画見る前に言わないで欲しかった 最初で最後になるのかもしれない 隣の席 こんな近く 並んで座るのは 本当はスクリーンより 君を見つめたかった だけどちゃんと 画面を観てた そんな気も知らないで 『あの台詞が良かった あの場面で泣いちゃった』 でも仕方ない これが普通の そうさ 友達じゃん それなのに 僕なんで期待とかしてたんだ 変にギコチなくなるよ なんか意味ありそうに 気づいてたかな(君は)美女と野獣を(見てた) あの日は僕も僕なりに選んだ服をきてた Ah 初めて目が合った時 それから僕のスクリーン 君がヒロイン どんな台詞も どんな場面も全部 油断すると全然 ただの友達の役 忘れそうで はみ出しそうで そんな気も知らずに アドリブでいつも君 僕を困らせていた でもあの日オシャレしてきてくれて嬉しかった